
異文化研修とは
なぜ日本人は英語を話せないのか?
私たちが20年研究してたどり着いた答は、「英語を話す要素を身につけていないから」。
英語を話す前に、海外の企業やビジネスパーソンに対応する際に必要な、“マインドセット”とスキルを身につける研修です。
英語研修と何が違うのか?
普段“英語がうまく話せない”ことで、商談、交渉、会話がうまくいかないビジネスパーソンのみなさんの悩みには2種類あります。
「どんな内容を言うか」と「どうコミュニケーションをとるか」です。
大抵の英語研修では「何をどのような文法でどう言葉にするか」という部分を学べます。
しかし実際の現場では、そこで学んだ文法や単語よりも、「どのように伝えるべきか」ということが大きな問題になるケースが、非常に多いのです。
つまり、「コミュニケーションの取り方」を身につければ、“英語が話せない”という
問題の半分を一気に解決することができるのです。
この研修では、国や人の違いを乗り越えてどのようにグローバルなコミュニケーションをとっていくかを、「バイリンガルの講師が」「日本語で」、分かりやすく、かつ理論的にお伝えします。座学とグループディスカッションをバランスよく取り入れた、能動的に学び現場に持ち帰れる内容となっています。
”マインドセット”と”バイリンガリズム”

この研修は、“マインドセット”と”バイリンガリズム”を中心に構成しています。
“マインドセット”とは、
経験や教育、先入観などから形成される価値観です。
マインドセットの多様性を知ることで、「グローバルコミュニケーション」の第一歩を踏み出せます。
例えば、知らず知らずのうちに共有されている暗黙の了解事項、私たちが気付かない思い込み(パラダイム)や、文化や人ごとの価値観や信念なども含みます。
TOEIC高得点者でも英語を話せない人がいるのは、練習不足だけでなく、
「英語が話せない」「完璧な英語を話さなければいけない」
という心理的な壁が理由となっている場合を、私たちは長年の経験で数多く見てきました。このような “マインドセット”を変え、新たな発見をもたらし、英語が話せない壁を打ち破ることが研修の目的です。
“バイリンガリズム”とは、
二つの言語を習得し、場面に応じて用いることだけでなく、二つの文化の特徴を知り、場面に応じて使い分けられる能力やセンスのことを指します。
これは天性としてそなわっている能力ではありません。これまでは、日々の学習や異文化体験から、経験的に備わっていく種類のものでした。
この研修を受けることで、理論的に異文化の特徴を理解し、“バイリンガリズム”の習得をよりスピーディに、そして効果的に行えるようになります。